1968年の創業以来、小型フロートスイッチ専門メーカーとして職人の町・東大阪市で開業した木村製作所。小さな町工場からシェア日本一を達成するまで、当社はただただストイックに品質を追求してきました。
汎用製品はもちろん、カスタムメイドの品質にも自信があります。
自社生産を可能にする設備と、それらを卓越した技術で扱う職人がいる。だからこそ幅広いご提案・製作ができ、お客様にご信頼をいただいています。
生え抜きから他業種経験者まで、様々な経験と知識を持つ職人が所属する木村製作所。当社では彼らを「匠人(たくみびと)」と呼び、高い品質を保つために最も重要な存在と考えています。
機械を扱うマニュアルはあっても、プログラムや製品の使用条件、果ては気候によってさえ製品の出来・不出来は変わります。
長年の経験で得た知識と感覚が、機械での大量生産品には決して出すことのできない完成度を生み出しています。
独自の機械設備によって、自社内で部品加工から組立まで行えるのが当社の強みです。自社で様々な試作を行うことができるため、お客様のニーズに合わせて幅広く柔軟なご提案ができます。
木村製作所の製品の品質を支えているのは人です。自動化により納期やコストの要望には応えられたしても、人なくして高い品質を維持することはできない。だからこそ、新しい世代の育成に必要なことは何かを常に考えています。
品質が良ければ売れる時代は終わり、今はお客様が企業の価値を選べる時代。
フロートスイッチは木村と言ってもらい続けるために、シンプルに、ストイックに、可能性を突き詰めていきます。
2013年、木村製作所にはじめて生産管理部門が設置されました。それまで職人しかいなかった当社では、十分なお客様対応ができず、ただただ愚直に品質を高めることによってクレームを防ぐという製造を行っていました。
そんな過去があったからこそ、今の技術力がある。
でも本当にお客様は満足しているのか?
ものづくりの原点に立ち返り、お客様の声を聞くこと。従業員のひとりひとりが、お客様を知ること。
それが新しい木村製作所への挑戦の始まりでした。
お客様の求めるものは、時代によって様々に変わっていきます。カスタム品への要望も多岐にわたり、時には試行錯誤を繰り返すこともあります。
従業員の意識改革やお客様サービスの向上、グループ企業とのコラボレーションなど、今までにない方法で、木村製作所はこれからも進化を続けていきます。
これからも、より一層選ばれ続けるために。
木村製作所は挑戦を続けます。